tito -エレファントレザー-
象革は皮革の中でも特に希少性が高い革素材です。ワシントン条約などの規制により輸入量も変動する為、市場における流通量も限られてきます。
象革自体の輸入ができる国も世界でごくわずか(2007年は日本のみ)で、製品での輸入も禁止の為、多くのブランドもグローバル展開できない超希少革です。
中国製などの商品はないので基本的に高額な商品になります。
象革の歴史
1970年代から80年代にかけて東アフリカを中心に象牙を目的としたゾウのの密猟が多発していました。
こうした状況を受け、アフリカ全土のアフリカゾウの商業取引を全面禁止するよう求め、1989年の第7回ワシントン条約締約国会議にてこれが正式決定されました。
しかし、密猟がそれほど行われていなかったアフリカ南部の国々では、個体数の増加による農業への被害や、村を襲うなど人との遭遇事故が発生。
害獣として大きな被害を与える存在となってしまいました。
そこで1997年の第10回ワシントン条約締約国会議で様々な条件や安全措置が設けられましたが、国際取引が一部解禁されました。
(2020年時点では、南アフリカ、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビアの4カ国が制限の元に輸出が許されています。)
ジンバブエにおいては、増えすぎた象は生体保護のために捕獲し、主に素材として用いられ、収益の一部は野生生物の保護に役立てられています。
L.E.D.BITES DETAILS
COLORS
L.E.D.BITESの象革の製品の特長の一つに、豊富なカラーリングがあります。
定番のブラック、グレーに加え、ネイビー、グリーンなどを展開しています。
以前はオリジナルカラーのオーク、レッド、オレンジなどとても特徴的なカラー展開もしています。
象革はシボ感が一点一点全く違うので、すべてが一点物となります。使用していくうちにどんどんつやっぽくエイジングしてくるので、キズなども味になり、育て甲斐のある革です。
内装
内装にもこだわり、牛革を使用しています。
実は表面の革使用量より、内装を全て革にする方が革の使用量は多いです。(表面の5倍以上の使用量になります) その為多くのブランドが内装は革をやめ、生地などを使用し、コストを下げています。
しかし、L.E.D.BITESの製品は内装を全て革にし、高級感を出しています。
ファスナー
ファスナーはYKKの最高級ファスナー、 「エクセラシリーズ」を使用しています。表面がとても均一で美しく噛み合わせもしっかりしています。
希少価値の高さと、細かなディテールが光るL.E.D.BITESの人気シリーズです。